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クモヤ143-19

幕張一筋、30年。

マリ

2008年4月 廃車回送実施

幕張

車両センター

最終更新

2016.6.6

s143-19 姉ヶ崎-長浦.png
▲久留里線キハの車輪転削回送。
(画像提供:Kerorin様)

  車両紹介

 

 かつて、幕張車両センターにはクモヤ143-13と19の2両が在籍していた。写真は久留里線のキハを牽引するシーンで、同線のキハ30・37・38は木更津派出所属であったが、車輪転削を幕張車両センターで行うため、クモヤ143が牽引にあたっていた。

 

 そして幕張のクモヤといえば、2008年4月に189系C3編成の中に組み込まれ、珍編成で廃車回送されたことも有名である。C3編成は同年3月のダイヤ改正で中央ライナーの運用から外れたため、クモヤ143-13・19とともに幕張の余剰車がまとめて廃車に。クモヤの役目とは真逆の編成が実現し、印象深いラストだった。

 このクモヤ143-19は新製配置から転属がなく、生涯、幕張所属のまま役目を終えている。

 この2両の廃車後、東京総合車両センターのクモヤ143-12などが交替で幕張車両センターに常駐し久留里線キハの牽引を引き継いでいたが、2012年にキハE130が登場し、それらも過去のものとなっている。

s143-19 木更津構内.png
▲かつてはクモヤ143+DCの組み合わせも珍しくなかったのだが…
(画像提供:Kerorin様)

  略歴

 

1980年1月

近畿車両で落成し、幕張電車区へ配置される

2008年4月

クモヤ143-13とともに189系C3編成の中間に組み込まれ、長野総合車両センターへ廃車回送される

※工場・車両基地の名称は当時のまま記しています

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