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クモヤ143-2

採光窓に注目。

トウ

2012年9月 廃車回送実施

東京総合

車両センター

最終更新

2017.6.1

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▲クモヤ143-2(右)と9の並び。ひと昔前までは、こんな光景もさほど珍しくなかった?
(2010年10月/画像提供:@WrChs様)

  車両紹介

 

 新製配置は蒲田電車区で、その後大船電車区(鎌倉車両センター)、東京総合車両センターと渡り歩いたクモヤ143である。側面の採光窓はHゴム支持ではなく、内ハメ式となっていた。これはクモヤ143-1~4に見られる仕様で、この4両が1977年2・3月に落成して以降、クモヤ143の製造が1年ほど空いたため、マイナーチェンジが行われたものと思われる(クモヤ143-5以降はHゴム支持)。

 残念ながら2012年9月にトップナンバーのクモヤ143-1とともに長野へ旅立ったが、この廃車回送をもって、首都圏におけるクモヤ143の淘汰は一段落している。

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▲205系モハユニットを、疎開先の習志野運輸区から京葉車両センターへ返却する。
(2009年5月/画像提供:まっちい様)

  略歴

 

1977年2月

近畿車両で落成し、蒲田電車区へ配置される

 

1996年12月

大船電車区(2006年に鎌倉車両センターへ改称される)へ転属

 

2008年3月

東京総合車両センターへ転属

2010年9月

クモヤ143-2+マヤ50-5001+クモヤ143-9の組成で鶴見線・南武支線を検測

2011年2月

大宮総合車両センターでの検査を終え出場

 

2012年9月

EF64 1031の牽引で、クモヤ143-1とともに長野総合車両センターへ廃車回送される

 

※工場・車両基地の名称は当時のまま記しています

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