クモヤ143-52

長野へ里帰り。

ナノ

撮影難易度★★★★★

長野総合

車両センター

最終更新

2019.4

ATS-P/Ps 双頭連結器 全検2017.8

▲冬の信州らしい、きりっとした朝。
(2014年3月/@篠ノ井線 明科~田沢)

  車両紹介 

 

 クモヤ143のうち、50番台はクモニ143からの改造車となっている。クモニ143は荷物電車として、1970~80年代に8両が新製された。しかし、1986年に荷物輸送が廃止されたことで、早くも余剰となる。車齢が低かったことから、クモニ143のうち6両は旅客用のクモハ123に改造され、中央線(辰野~塩尻間)や可部線などに投入された。このほか、クモニ143-4・5については新潟地区の牽引車として、それぞれクモヤ143-51・52に改造された。外観はさほど変わっていないが、当時、上沼垂運転区には485系が転入しており、改造にあたって交直流車の牽引を可能とした。

 クモヤ143-52は1993年に長野総合車両所へ転属したが、1996年にはクモユニ143が転入したため松本運転所へ移り、近年では篠ノ井線の霜取り列車として知られていた。しかし、残念ながら2018年3月17日のダイヤ改正でE127系に置き替えられ、篠ノ井線での姿は過去のものとなっている。

 

 以後、長野総合車両センター内での操車を担当。表記も「長ナノ」となり、正式に転属した。

▲桜の咲く頃、霜取りシーズンが終わっていた。
(2016年4月/@篠ノ井線 稲荷山~姨捨)

  クモヤ143-52時代の篠ノ井線霜取り列車

 区間は松本~篠ノ井間で、11月上旬~4月中旬にほぼ毎日運転。往路の松本→篠ノ井は2基ともパンタを上げるのに対し、復路は松本方のみであった。

 往路は松本を5時頃に出発し、一時間程度で篠ノ井に到着。折り返しの松本着も7時台であったため、陽の光を浴びるのは終盤の3~4月だが、紅葉、雪、など多くの風物詩と競演した。

 例外として、復路の時刻が「遅スジ」となる場合もあった。長野総合車セの入出場列車が関係していた様子?

 

 

  略歴

(車両基地の名称は当時のまま記しています)

 

1978年8月

近畿車両でクモニ143-5として落成し、長野運転所に配置される

 

1985年3月

長岡運転所へ転属

 

1986年12月

新津車両所でクモヤ143-52に改造される

 

1993年3月

長野総合車両所へ転属

 

1996年12月

松本運転所へ転属

 

2010年7月

長野総合車両センターでの検査を終え出場

 

2010年9月

「松本駅 鉄道の日フェア」にて、クモハ123-1とともに展示される

 

2011年11月

「姨捨駅開業111周年号」運転(115系長野色と連結し篠ノ井線を走行)

 

2014年7月

「懐かしの115系湘南色」運転(115系湘南色と連結し篠ノ井~中央線を走行)

 

2014年10月

長野総合車両センターの一般公開で展示される

 

2015年11月

中央線の青柳~岡谷駅間110周年記念イベントの一環として、115系湘南色と連結し篠ノ井~中央線を走行

 

2015年11・12月

大糸線で試運転を行う

2016年7月

大糸線で試運転を行う

2017年8月

長野総合車両センターでの検査を終え出場

 

2018年3月16日

松本から篠ノ井へ回送され(霜取りとほぼ同時刻)、その後長野総合車両センターへ回送される。霜取りは翌3月17日からE127系に変更される

クモヤ143-52 これまでの撮影記録

▲大糸線で試運転を行ったことも。霜取りなき今は、こうしたイレギュラーに期待!
(2015年12月/@大糸線 稲尾~海ノ口)