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クモヤ145-1006

モリ

撮影難易度★★★★★

吹田総合車両所

森ノ宮支所

最終更新
2023.10.23

ATS-P/S 全検2012.7・2019.12?/要検2016.2・2023.8?

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▲2023年の出場回送。先頭がクモヤ145-1006。
(2023年8月/@大阪環状線 桜ノ宮)
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▲長らく吹田所属だったが、現在は森ノ宮に所属している。
(2023年10月/@吹田総合車両所 森ノ宮支所)

  車両紹介

 2021年2月、クモヤ145-1123の引退にともない、それまで在籍していた吹田総合車両所本所から、森ノ宮支所へ転属したクモヤ145である。吹田時代は本線へ出ることも多かったが、現在は検査時くらいしか捉えることができない。

 2019年には床下機器などがグレーに塗装され、岡山車下関車のような外観となった。この頃からクモヤ443をはじめ、他の吹田出場車にも同様の変化が見られている。

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▲2019年の検査入場中、足回りがグレーとなった。
(2019年12月/@東海道線 岸辺付近)

📚 新潟から撮りに行くも…(2014年12月)

 

 2014年12月。この月、当時住んでいた新潟市内の日照時間はわずか27.7。平年値が60.5だから、明らかに日照不足だった。「バリ晴れ順光」しか眼中にないので、拷問のような日々。

 しかも、冬の日本海側は予報がアテにならない。吹雪いたかと思えば、急にパーッと晴れ間が広がったり…。完全に翻弄され、晴れカットは一向に増えないままでいた。

 そんな折、関西でクモヤサンドが走るとの一報が。このドン詰まりな状況を打破するには最高の被写体。予報も晴れマーク、これは行くしかない。

 下調べで自分の好きな「首振り」の撮影ポイントを発掘し、もう完璧だった。

 ところが当日は予報に反し、みるみる雲が増加。個人的に「曇天下の編成写真はNG」なので、流し撮りする手も考えたが、今回は状況が違う。

 新潟から兵庫へ、クモヤサンドだけのために金と時間をかけた。コストはかなりかかっている。成功するか分からない流し撮りをして、もしブレれば収穫はゼロ。

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▲新潟からはるばる訪問しながら、手痛いドン曇り。
(2014年12月/@福知山線 藍本~相野)

 結局、普通にシャッターを切る。

 ドン曇り加え、早く切ってしまったために「右スカ」写真に。後日、泣く泣くクロップして仕上げた。

 悔しすぎる結果。新潟までの長い~長い帰路のしんどかったことよ。

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▲でも2年後にリベンジ達成!同じくクモヤ145-1006が先頭だった。
(2016年12月/@福知山線 草野)

  略歴

 

1958年6月

モハ101-195として日本車両で落成、下十条電車区へ配置される
 

1981年4月

広島車両所でクモヤ145-6に改造されたのち、淀川電車区へ配置される

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▲クモヤ145-6時代。
(1995年7月/画像提供:OOMYV様)

2001年10月
吹田工場で主電動機がMT46からMT54に交換され、原番号+1000となる
 
2016年2月
吹田総合車両所本所での検査を終える

2019年12月
​吹田総合車両所本所での検査を終える

2021年2月
吹田総合車両所森ノ宮支所へ転属


2023年8月
​吹田総合車両所本所での検査を終える


※工場・車両基地の名称は当時のまま記しています

📷 gallery #クモヤ145-1006

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