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クモヤ145-117
最後の最後、具になる。
八トタ
2012年11月 廃車回送実施
豊田
車両センター
最終更新
2020.3.7
▲管理人は廃車回送が最初で最後の撮影だった。
(2012年11月/@中央線 青柳)
▲東日本のクモヤ廃車回送は、何かと珍編成が組まれた。
(2012年11月/画像提供:Storming king of south Echigo様)
📚 珍編成の廃車回送(2012年11月)
中央線の車両基地、豊田車両センターに所属していたクモヤ145である。首都圏各地にはATCに対応した牽引車・クモヤ143が投入される中、中央線はATCが導入されていないためか、クモヤ145が配置された。
晩年には京浜東北209系の廃車配給に際し、電源供給・ブレーキ読み替え用としてEF64の次位に連結された。しかしEF64にも読み替え装置が搭載されためか、クモヤ145-117はお役ご免に。そして2012年11月、廃車・解体されることになった。
▲京浜東北209系の配給輸送。
(2008年3月/@中央線 八王子)
廃車回送として仕立てられたのは、なんとスカ色の115系によるサンドイッチだった。中央線経由の長野配給、通常ならEF64が牽引するところだが…?
調べるとこの頃、EF64 1032が故障していたそうだ。お手すきの機関車がいなかったのだろう、前代未聞の珍編成が実現した。
当日はバカ停が少なく、じっくり写せそうなのは青柳での40分間。青柳手前で走行写真を撮った後、急いで駅へ移動した。
しかし、この頃はクモヤに特別な興味もなかったどころか、初めてスカ色の訓練車を見、有頂天に(笑)夢中で115系にシャッタを切り、中間のクモヤは3、4枚程度で済ませてしまった。
…しかし年月が経って、この数枚のおかげで「クモヤ145-117」の頁が書けたと!記録は大事ですね。
▲先頭クモヤ145-117、後方クモヤ145-118によるクハ200-76の廃車回送。
(2006年9月/画像提供:Kerotan様)
略歴
●1965年8月
クモハ101-196として日本車両で落成し、三鷹電車区へ配置される
●1984年7月
長野工場にてクモヤ145-117へ改造されたのち、三鷹電車区へ配置される
●1986年11月
豊田電車区へ転属
●2007年12月(~2010年1月頃)
京浜東北209系の廃車配給において、機関車次位に連結される
●2009年2月頃
東京総合車両センターを出場
●2010年8月
三鷹車両センターへ貸し出される
●2012年11月
スカ色の115系にサンドされ、長野へ廃車回送される
※工場・車両基地の名称は当時のまま記しています
クモヤ145-117 これまでの撮影記録
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