キヤ191+キヤ190 1~3

俊足事業用気動車。

2008年4月 形式消滅

最終更新

2018.1.29

▲和歌山線・香芝付近を検測中。
(画像提供:aka様)

  車両紹介

 

 気動車の電気検測試験車である。塗装は直流事業用車に見られる青15号+黄5号だが、交流電化区間にも入線可能であった。1974~75年に合計3編成(6両)が製造され、秋田運転区、名古屋第一機関区、小郡機関区にそれぞれ1編成ずつ配置された。

 編成はキヤ191とキヤ190の2両で構成され、車体に裾絞りはないものの、前面は183系に準じた「特急型」である。その最高速度も120km/hで、気動車ながら特急電車並みの性能を誇っていた。

▲キヤ191を先頭に名古屋駅へ入線。
(画像提供:aka様)

​ キヤ191は信号関係の測定を行い、屋根にはAU13ユニットクーラーをもつ。一方、キヤ190には測定用のパンタグラフが2基あり、架線関連を測定していた。またキヤ191 2+キヤ190 2のペアのみ、側窓が固定式となっていた(1・3は上写真のようなユニット窓)。

 国鉄分割民営化によってJR東日本と西日本へ継承されるが、JR北海道や東海、四国、九州管内と幅広く検測した。しかしEast i-D(JR東日本)やキヤ95(東海)など、各社独自の事業用気動車が登場したために廃車が進み、2008年に廃系列となった。

▲キヤ190のパンタグラフ。
(画像提供:aka様)