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クモヤ143-1
晩年は千葉の車両として。
東トウ
2012年9月 廃車回送実施
東京総合
車両センター
最終更新
2020.3
▲113系のモーター機器載せ替えにともない行われた試運転。
(2011年2月/画像提供:@MOGURA_Cupmen様)
車両紹介
クモヤ143-0番台は1970年代、新たな保安装置・ATCに対応する牽引車として登場した。1977年に近畿車両でトップナンバーが落成後、最終的に21両が新製されている。
クモヤ143-1は登場後、約30年にわたって浦和電車区に配置されていたが、2008年に東京総合車両センターへ転属した。この年から首都圏各地の143・145系が淘汰され始め、4月には幕張車両センターのクモヤ143が189系の編成に組み込まれるという、珍形態の廃車回送も実施された。
これまで幕張車両センターのクモヤ143は、同所で車輪転削を行う久留里線用キハの牽引を担当していたため、廃車後はこのクモヤ143-1など、東京総合車両センターのクモヤが交替で引き継いでいた。
また、写真のようにスカ色の113系とともに試運転を行った実績もあり、晩年は東京より幕張のイメージが強い車両といえる。
しかし、残念ながら2012年9月にクモヤ143-2とともに廃車回送され、約35年間の活躍にピリオドを打った。
▲久留里線キハの車輪転削(返却)回送。一時期、TKのクモヤが担当していた。
(2009年4月/画像提供:@MOGURA_Cupmen様)
略歴
●1977年2月
近畿車両で落成し、浦和電車区へ配置される
●2008年3月
東京総合車両センターへ転属
●2012年9月
EF64 1031の牽引で、クモヤ143-2とともに長野総合車両センターへ廃車回送される
※工場・車両基地の名称は当時のまま記しています
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