クモヤ143-1

晩年は千葉の車両として。

トウ

2012年9月 廃車回送実施

東京総合

車両センター

最終更新

2016.8.4

▲113系のモーター機器載せ替えにともない行われた試運転。
(2011年2月/画像提供:@cupmen1000様)

  車両紹介

 

 クモヤ143-0番台は1970年代、新たな保安装置・ATCに対応する牽引車として登場した。1977年に近畿車両でトップナンバーが落成後、最終的に21両が新製されている。

 クモヤ143-1は登場後、約30年にわたって浦和電車区に配置されていたが、2008年に東京総合車両センターへ転属した。この年から首都圏各地の143・145系が淘汰され始め、4月には幕張車両センターのクモヤ143が189系の編成に組み込まれるという、珍形態の廃車回送も実施された。

 これまで幕張車両センターのクモヤ143は、同所で車輪転削を行う久留里線用キハの牽引を担当していたため、廃車後はこのクモヤ143-1など、東京総合車両センターのクモヤが交替で引き継いでいた。

 また、写真のようにスカ色の113系とともに試運転を行った実績もあり、晩年は東京より幕張のイメージが強い車両といえる。

 しかし、残念ながら2012年9月にクモヤ143-2とともに廃車回送され、約35年間の活躍にピリオドを打った。現存するクモヤ143-0は4両。すでに8割が淘汰されている。

▲久留里線キハの車輪転削(返却)回送。一時期、TKのクモヤが担当していた。
(2009年4月/画像提供:@cupmen1000様)

  略歴

1977年2月

近畿車両で落成し、浦和電車区へ配置される

2008年3月

東京総合車両センターへ転属

2012年9月

EF64 1031の牽引で、クモヤ143-2とともに長野総合車両センターへ廃車回送される

※工場・車両基地の名称は当時のまま記しています