クモヤ145-1052
吹田イチの出無精。
近スイ
撮影難易度★★★★★
吹田総合車両所
本所
最終更新
2021.5.6
ATS-P/S 双頭連結器 全検2018.5/要検2014.7

▲2018年に全般検査を受け試運転を行った。向かって右がクモヤ145-1052。
(2018年5月/@東海道線 島本~高槻)
車両紹介
同車と、1051の2両が存在するクモヤ145-1050番台は、交直流車の牽引が可能なグループである。しかし「雷鳥」や「きたぐに」の485・583系なき今、出番は減っている。双頭タイプの連結器をもつため、機関車と電車をつなぐアダプター的な役割も可能。近年ではクハ103-1や、415系の配給輸送に使用された。
吹田のクモヤ145は比較的本線に出ることが多いが、1052については上記のようなイレギュラーな輸送でしか見られない。

▲クハ103-1を京都鉄道博物館まで運ぶ。2両目がクモヤ145-1052。
(2015年3月/@hikoneNIKON様)
略歴
●19**年
モハ90590として落成
●1959年6月
三鷹電車区に在籍中、クモハ100-40に改められる
●1980年2月
幡生工場にて改造名義でクモヤ145-8となり、高槻電車区へ配置される
●1986年12月
吹田工場でクモヤ145-52に改造される
●2000年10月
吹田工場で主電動機がMT46からMT54に交換され、原番号+1000となる
●2011年11月
同年9月に発生した台風12号による鉄橋流出の影響で、新宮駅から動けなくなった283系・381系の救援に向かう
●2015年3月
DE10 1733+クモヤ145-1052+クハ103-1+クモヤ145-1009の組成でクハ103-1を京都鉄道博物館まで輸送
●2018年5月
吹田総合車両所での検査を終え出場
●2021年4月
DD51 1191+クモヤ145-1052+415系C06編成+同C09編成の組成で415系(金沢車)を吹田総合車両所まで輸送
※工場・車両基地の名称は当時のまま記しています