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クモヤ145-1052

吹田イチの出無精。

スイ

2021年11月 廃車

吹田総合車両所

本所

最終更新
2022.9.21

ATS-P/S 双頭連結器 全検2018.5/要検2014.7

▲2018年の出場試運転。ここから約3年、本線では一切見かけなかった。
(2018年5月/@東海道線 摂津富田~高槻)
▲2021年、イレギュラーすぎる列車で久々の本線登場。
(2021年4月/@東海道線 島本~高槻ほか)

  車両紹介

 同車と、1051の2両が存在するクモヤ145-1050番台は、交直流車の牽引が可能である。しかし「雷鳥」や「きたぐに」の485、583系なき近年では、出番が減っていた。双頭タイプの連結器をもつため、機関車と電車をつなぐアダプター的な役割も可能である。

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▲クハ103-1を京都鉄道博物館まで運ぶ。2両目がクモヤ145-1052。
(2015年3月/画像提供:@hikoneNIKON様

 吹田のクモヤ145は比較的本線に出ることが多いが、1052については2018年の出場試運転以来、音沙汰なかった。しかし2021年、北陸で使用されていた415系の解体を吹田総合車両所で行うこととなり、4月の配給輸送に登板。実に3年ぶりに本線を走った。

 残念ながらその半年後に廃車となるも(2021.11.2付
)、5月・8月にも同様の配給があり、いずれも1052が連結。有終の美となった。

▲2021年には計3度も413・415系の配給輸送に使用された。
(2021年5月/@東海道線 山科~京都)

  略歴

19**年

モハ90590として落成

 

1959年6月

三鷹電車区に在籍中、クモハ100-40に改められる
 

1980年2月

幡生工場にて改造名義でクモヤ145-8となり、高槻電車区へ配置される

1986年12月

吹田工場でクモヤ145-52に改造される
 

2000年10月

吹田工場で主電動機がMT46からMT54に交換され、原番号+1000となる

2011年11月

同年9月に発生した台風12号による鉄橋流出の影響で、新宮駅から動けなくなった283系・381系の救援に向かう

▲2015年の吹田公開にて。ホンマにキミは出不精だったよ。
(2015年10月/@吹田総合車両所)

2015年3月

DE10 1733+クモヤ145-1052+クハ103-1+クモヤ145-1009の組成でクハ103-1を京都鉄道博物館まで輸送

2018年5月

吹田総合車両所での検査を終え出場

​​2021年4・5・8月

金沢総合車両所の413・415系の廃車・解体にともなう配給輸送(金沢→吹田)に使用される

2021年11月

廃車となる

※工場・車両基地の名称は当時のまま記しています

クモヤ145-1052 これまでの撮影記録

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