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クモユニ143-3

東大宮のX代目訓練車。

車籍なし

撮影難易度★★★★

東京・大宮

総合訓練センター

最終更新
2024.6.21

ATS-P/SN 双頭連結器 全検2012.10 要検2016.8

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▲東大宮の先輩・クモヤ143-21(2021年に引退)と肩を並べる。
(2019年1月/@東京・大宮総合訓練センター)

  車両紹介
 
 クモユニ143は身延線の郵便・荷物輸送用として1980年代に登場し、2両(クモユニ143-1・3)が現存している。2両とも、近年まで長野総合車両センターで車籍を有していた。

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▲2016年の検査明け試運転。
(2016年8月/@篠ノ井線 稲荷山~篠ノ井)

 職員輸送や団臨として走ることが多かったクモユニ143-1に対し、このクモユニ143-3はもっぱら構内での作業に従事。本線走行は2008年の「スイッチバック街道惜別羽尾号」や、2012・2016年の入出場時など、数えるほどしかなかった。

▲その2年後、東京・大宮総合訓練センターへ輸送されることに。
(2018年8月/画像提供:H乱様)

 転機が訪れたのは2018年。霜取りから外れたクモヤ143-52が転入すると、長総内におけるクモユニ143-3の出番が減少。8月にEF64 37の牽引で東京・大宮総合訓練センターへ輸送された。

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▲2024年2月の再塗装中、白一色の姿が一瞬見られた。
(2024年2月/画像提供:Kerorin様)

 以後、同センターの訓練車として209系とともに使用されているほか、撮影会も行われた。一方、2013年から常駐していたクモヤ143-21は、2021年に解体されている。

  略歴

 

1981年7月

近畿車両で落成し、沼津機関区へ配置される

 

2008年7月

クモユニ143-1、スカ色115系とともに 「スイッチバック街道惜別羽尾号」に充当される

2009年1月

長野総合車両センターでの検査を終え出場

2012年*月

長野総合車両センターでの検査を終え出場

2016年8月

長野総合車両センターでの検査を終え出場(信越~篠ノ井線で試運転を行う)

2018年8月

EF64 37の牽引で、東京・大宮総合訓練センターへ配給輸送される

クモユニ143-3 これまでの撮影記録

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